多汗症、ワキガの治療にボトックス。効果はどんなもの?

「ボトックス」という言葉はよく耳にして知っていても、実際にどんな治療方法であるかを理解している方は少ないのではないでしょうか?

 

 

ボトックスはですね、非常に安全で簡単な方法ですね。ワキの汗というのはアポクリン腺からの汗とエクリン腺の汗、一緒に出て臭いが強くなるわけですね。汗というのは神経末端からアセチルコリンという成分が出てそれがエクリン腺を刺激して汗になるわけです。ボトックスは神経末端にひっついてアセチルコリンが出るのを邪魔して汗が出ると。非常に効果がありますね。翌日から効く人が多いですね。どのぐらい減るかというと個人差はありますが、6割から7割、8割ぐらいは減るでしょうね。ただ、個人差はあります。非常に減る方もいます。これは薬のことです、飲んでも効かない人はいますから、さほどじゃない人もいることは事実ですね。
ボトックスの効果は平均すると半年ぐらいなんです。これは神経にひっついているボトックスが半年以上すると体から無くなってしまうんです。体に残らないということは安全ということが言えるわけですが、またエクリン腺からアセチルコリンが出てきます。汗が出てきてしまうということです。

 

ただ当院の場合は1回ボトックスしただけでずっと減る人もかなりいますね。これは精神性発汗の人の時で。汗が減るというのは非常に安心できること、自身がつくことですね。不安がなくなる。そうした場合は大なり小なり1回の注射でも汗が減る人が多いですね。さらにボトックスは何回もしていると自然に減る人も多いですね。これは筋力と似てますね。筋肉というのは使っていると強くなる。使わないと弱くなりますね。汗腺も同じなんです。精神性発汗どんどん出てると機能が高まるんです。ボトックスで抑えられると自然に機能が弱くなって、汗が減る人も多いですね。

 

超音波サーマル法

ワキガ・多汗症を超音波サーマル法で治す。手術跡も目立ちません。

 

 

 

超音波サーマル法とは汗やニオイの原因の元となるアポクリン汗腺を大幅に除去する治療法です。手術時間はわずか20分。手術跡は脇の下わずか数ミリですので手術直後もほとんど目立ちません。
ここ数年、脇の臭いが気になっているというAさんに、手術前にワキのニオイの測定をさせていただきました。測定の結果、右脇が60、続けて左は43という数値になりました。
手術を担当した杉浦先生にお話をうかがいました。

 

ワキガ多汗症の手術っていうのはやはり、今も行ってるところが多いんですが、せん除法っていわれるものや、稲葉式削除法とか、あとは吸引法とか色々方法はあるんですけど、色々な面で問題があったり、アフターフォローが大変だったり、気軽に受けられるないというのが現状だったんですね。この超音波熱処理をしてアポクリン腺を焼き切りながら取り除いていくという方法は本当に画期的ですし、確実に結果は出ると思います。

 

数日後、手術を終えたAさんにお話をうかがいました。

 

(手術を終えて効果はいかがですか?)

 

汗も全くというほど出なくなり、ニオイもほとんど感じられなくてとっても満足しております。

 

(手術後の経過はいかがですか?)

 

だいぶ良くなって、今三週間なんですけどもうすぐ無くなるのかなーという感じに回復しております。

 

術後の数値はどうなったのでしょうか。右は17、左は13という数値になりました。測定の結果、数値は手術前の半分以下に。

 

今回やってみて、少し最初の頃は傷跡が残るんじゃないかとか、ちょっと恥ずかしいなと思ってたんですが、やってみて、全くというほど汗も出なくなり、黄ばみとかそういうのも全くなくなり、痛みもほとんどなく、やってとても良かったと思っています。考えている皆様も是非一度診察にいらしてみたらいかがですか?とても良いと思います。