ワキガ・多汗症の様々な治療法について。以前のように傷がつかなくて済む?

 

 

これからの季節はだんだん暖かくなります。そこでやはり気になるのが汗やワキのニオイ、ということで街行く女性の方にこんなクエスチョンを投げかけてみました。

 

(汗やニオイ、どんなケアをしていますか?)

 

制汗剤とかぐらいですかね。

 

塗るやつとか。

 

スプレーとかやったりとか、服についてるのをリセッシュとかかけたりとか。スプレー以外にもふくやつとかあるから汗沢山かいた時はそんな感じですね。あと脇パッドとか。

 

ニオイ消しみたいなのシュってやったり、スッとするやつ塗って出かけたり。

 

ーワキのお手入れで、多汗症の治療とかもあるのご存じですか?

 

たまに雑誌とかで。

 

色々悩んでる方もいると思いますが、そこで、そんな悩みを改善出来る治療方法があるということで、早速専門医の先生にお伺いしたいと思います。

 

お話を伺うのは心斎橋コムロ美容外科院長でいらっしゃいます、池内秀行先生です。

 

これから益々暖かくなると服装が薄着になってきますよね。そうすると気になるのがワキガに多汗症なんですけど、それを改善できる治療法があるとお聞きしました。教えてください、今日は。

 

昔からある手術方法としては、反転法という方法があります。どういった方法かというと、まずワキですね、手術となる部分がワキ毛が生えている部分、全体を手術を行います。傷口は大体横に3センチから4センチ切るような手術なんですね。皮膚の裏側から汗とニオイの原因になるエクリン汗腺、アポクリン汗腺をはさみでとるような方法なんですけど、効果が安定しているというメリットがあります。ただ、唯一問題となるのが傷跡ですね。
それで新しく出てきた方法というのがこれから説明させていただきます。まず方法としては注射だけで済む方法、ボトックスを使った治療法っていうのがあります。ボトックスっていうのは1989年、アメリカで開発されたたんぱく質なんですが、筋肉を動かなくするような効果があります。ワキに使用しますと、交感神経に作用して汗をでなくする効果があるんです。1番のメリットとしては注射だけで済む。デメリットで言うと半年ぐらいしかもたないというデメリットがあるんですが、春先の方に注射済ませておきますと、秋から冬ぐらいまでは効果が持続するというメリットがあります。ただ、ワキガのほうには効果のほうが若干落ちてしまいますので注意が必要です。

 

ボトックス注入は範囲的には広範囲に注入するものなんですか?

 

ワキ毛が生えている範囲全体に注射しますので、男性の方の場合、女性の方の1.5倍ぐらいの範囲を注射させて頂きます。

 

注射だけなので時間的にも短く処理が済むんでしょうか?

 

5分から10分ぐらいで終わる治療ですね。

 

でも実際に今おっしゃった多汗症には効くんですけど、ワキガの方には効果が薄いということですよね。実際に本格的に治されたいという方にはまた別に方法があるのでしょうか?

 

おっしゃられる通り、ワキガのほうにボトックス治療の効果が無いっていうのが大きな欠点になります。新しく導入された方法としては関節鏡ですね、内視鏡を使った、ドリルを使った小さな傷口からできる治療っていうのがあります。実物がこちらになります。こちらの先端部には高速で回転する歯がついています。この歯を使って皮膚の裏側から分泌腺を削りとりながら、こちらに付いている吸引管を使って削り取れた分泌腺を吸い取るような方法なんですよね。言うなれば脂肪吸引ですね。脂肪吸引プラスドリルを組み合わせた機械になります。1番の特徴としては、傷が5ミリ前後で済むという感じで。効果的には反転法と同じ効果が望めるということです。勿論小さな傷口から行っていきますので慎重にやらないとどうしても取り残しがでてしまいます。なので経験のあるドクターと経験のないドクターでは効果に差が出てしまう方法になります。

 

このドリルを使えばどれぐらいの時間でいけるんでしょうか?

 

比較しますと反転法が大体1時間半ぐらいかかる手術に対してこちらのドリル使った場合は1時間ぐらいで終わる治療になります。