多汗症に効く漢方薬について。黄耆湯がポイント?

 

 

先生もちょっと今日、汗をかきながらいらしてましたけど、この時期汗をかいて気にしている方が結構いらっしゃるということで、多汗症についてのご質問が何通かきておりました。

 

まず、多汗症とはというところから定義をお話させていただきたいと思うのですが、多汗症といいますが、多汗症とはどういうものかといいますと、体温の調節に必要な範囲を超えて発汗が異常に増加することを言う訳なんですね。例えば手、足、脇の下、顔、こういうふうなところに日常生活に支障をきたす発汗過剰、これを認める疾患ということで、この多汗症というのは定義づけられているわけです。

 

電車の中とかでも凄く汗をかいて拭いてらっしゃる方もいらっしゃいますし、かなり気にされてる方ってうのは女性でも結構多いと思うんですけど、自覚症状みたいなのはやっぱり汗をかくということの他になにかあるんですか?

 

多汗症でご相談頂いている方の中から主にうったえられる自覚症状、これをちょっとご紹介するとリスナーの方も参考になるかと思うんで、お話させていただきたいんですが、まず頭のなかから汗が滝のように流れてくるというような表現だとか、脇の下から異常に汗が出て、ワキの所にシミが出て嫌だというふうな、色物のシャツを着るのが恥ずかしいですとか言う方、あと首から上だけに汗がでるんですっていうふうにうったえられる方だとか、あとシャワーを浴びた後みたいに汗が出てしまうんだと言う方、あと手の平、足の裏に異常に汗をかく、こういうふうなことをうったえられる方が多いように思います。

 

運動した後とかに出てくる汗とは別の物になる訳ですね?

 

別ですね。やはり先程言いましたように必要な範囲を超えて発汗する、これが一つのキーワードになってきます。

 

こういう方にも漢方薬っていうのは、改善に繋がるものはあるんですか?

 

要は体の基本的なバランスが崩れてるから結局異常に発汗してくるわけですから、それを調節するという漢方薬になってくるんですけど、汎用処方、2つちょっとおすすめなのをご紹介しますと桂枝加黄耆湯という薬、あと防已黄耆湯というお薬、こういうふうなものなんかが参考になるんじゃないかなと思うんですね。

 

どんな効果が期待出来るんでしょうか?

 

桂枝加黄耆湯というのは体の体表の異常な汗を体の基本的なバランスを整えることによって抑えてくれる。あとは水分代謝的な部分を調整しながら体の基本的なバランスを整えてっていうのがこの2つめの防已黄耆湯と。大雑把な言い方ですけどこういう形になるということですね。

 

両方黄耆湯がついてるんですね。

 

この黄耆というのがですね汗の調節をするのにポイントの生薬なんですね。ですから違う名前なんですけど、この共通した名前が中に入っているという。